任意整理はもちろん、自己破産や個人再生など債務整理全般において、取引履歴の取り寄せは必ず必要となります。
取引履歴とは、キャッシングであれば借り主が各業者と契約した当初からのお金の貸し借りの記録、ショッピングであれば買い物の記録ですね。
そこで、よくいただくご質問ですが
「債務整理を依頼する前に取引履歴を自分で取り寄せる必要がありますか」
答えはNOです。
債務整理をご依頼いただければ、当事務所から各業者に取引履歴の開示請求をいたしますので、わざわざご自身で取り寄せなどしていただく必要はありません。
今でこそですが、専門家でない借り主本人が取引履歴の開示請求をしても大方の各業者はスムーズに応じてくれます。むしろ、取引履歴の開示方法マニュアルが各業者にあるぐらいですからね。
なお、ここだけの話しですが、業者によっては借り主本人が開示請求した場合の取引履歴と、弁護士や司法書士が開示請求した場合の取引履歴では違いがあることがあります。主にクレジット会社が開示する取引履歴ですね。