最近では、過払いの訴訟案件が増えております。
なぜかというと、交渉段階ではまったく話にならない和解案ばかりを提示してくるからです。
それでも依頼者によっては、「裁判まではしたくないので、それで構いません」という方も
いらっしゃいますから、そこを狙ってのことなんでしょうかね。
今日も、第一回目の口頭弁論期日前の訴訟案件で、和解提示がありました。
しかし、その内容というのが初めは過払い元金の5割でした。
それでは話にならないというと、とりあえず利息込みの8割で本人に確認をしてくれと。
次に入金日はいつになるのかを尋ねると、なんと来年からの60回払い・・・
いやいやそれはないですよと言うと、12回払いでなんとかと・・・
そもそもこの和解案で納得する人がいるのかが不思議でたまらないのですが、
やはり判決もらった方が早いというのをあらためて実感した次第です。